スポーツ車に多く使われている、仏式(フレンチバルブ)の空気の入れ方について説明したいと思います。

<どんな空気入れを使う?>

まずは始める前に・・・

日々の空気入れはフロアポンプで行いましょう。

床に置いてやるやつです。

携帯ポンプなどの小さいほうが持ち運びもかねて保管も便利、

と思いがちですが、入りやすさが違います。

携帯ポンプはあくまでも緊急時に何とか走れるようにするもの、

というとらえ方でいいと思います。

 

<空気を入れるところ→バルブについて>

バルブの種類について。

おもに3種類です。

↑ 英式バルブ ↑

おもに一般車で使われています。

多くの方がご存じなのがコチラだと思います。

↑ 米式バルブ ↑

マウンテンバイクなどで使われています。

車やバイクが同じ形式が多いです。

最近はあまり使っている車種は減っている気がしますね。

↑ 仏式 ↑

こちらが本題の仏式。フレンチバルブと呼んだりします。

スポーツタイプに採用されていることが多いです。

今回はこちらのバルブの空気の入れ方のお話。

 

ということで、前置き長かったですがやっと始めます。

フロアポンプでの仏式バルブの空気の入れ方のご説明です。

↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓

<仏式 フレンチバルブの空気の入れ方の手順>

①バルブキャップを外します。

クリクリ回せば取れます。

外すとこんな感じ。

②先端の丸い部分をまわしてゆるめます。

バルブキャップと同じようにクリクリまわすだけです。

全開にゆるめてください。

一番上まで来ると止まります。抜け落ちたりはしませんのでご安心を。

注)細い部分なので優しく扱ってください。

③指で先端部分を上から‘一瞬だけ’押します。

「プシュッ!」と音がして空気が少し抜けます。

びっくりしなくて大丈夫です。

中の弁を動かすことで空気が入りやすくなります。

注)これをやらないと、いくらポンピングしても入らない時がありますので必須です!

④ポンプの先端をまっすぐ差し込みます。

グッと奥までしっかりとまっすぐ押し込みます。

注)押し込みが足りないと空気が入りません。

かといって、グリグリやらないでください。バルブを損傷する恐れがあります。

⑤ポンプの先端についたレバーを立てます。

これで入り口が密閉されて空気が入るようになります。

注)ここはポンプによってやり方が異なりますので、ポンプをご確認ください。

この時点での空気圧がメーターに表示されます。

ゼロだったり、やけに高圧に表示されたら、④の押し込みが足りない可能性があるのでやり直してください。

⑥タイヤに表記のある空気圧までポンピング!

ポンプをしっかり押し込んでポンピング!頑張って!

タイヤの側面に必ず推奨の空気圧値が書いてあります。

上の画像だと

「50-85psiの間の空気圧で使ってくださいね~」

ということです。

いろいろな数値が書いてありますが、「psi」の単位でみてください

タイヤによって空気圧値は変わりますので、

それに従って、上限近くまで空気を入れて空気圧を高めてください。

 

入れ終わったら、抜く作業です。

⑦レバーを倒す。

画像は片手ですが、写真を撮っている為なので

両手でしっかりと抑えて倒してください。

⑧まっすぐ引き抜く。

高圧になっているので少し固いです。

ここもしっかりと両手で抜いてください。

ここもグリグリ禁止

⑨バルブの先端をしめる。

これは②でやった逆の手順。クルクルまわしてしめこみます。

⑩バルブキャップを取り付ける。

バルブ根元のナットがゆるんでいたら

手で締めこんでください。

このナットはバルブのガタつきをなくすためのもので

緩んでいると空気が抜けるわけではありませんが、

タイヤの中でチューブがずれたりしないようにするためにも

締めておいてください。

 

以上になります。

空気圧管理は自転車に乗るうえで最重要ポイントです!

こまめに管理すれば、パンクも予防できますので

ポンプを用意して管理しましょう!

 

ちなみに

今回、画像で使用したポンプは

サーファス FP-200

メーカー希望小売価格

税抜き 3,800円

税込み 4,104円

仏式・米式は自動対応。

一般車の英式もアダプターがついているので対応します。

ご家庭に1本あれば、どの自転車も空気を入れられます!

見やすいメーター付き.

このポンプでは、メーターの外側の数字がpsiの数値を表しています。

入れやすさ、使いやすさ、価格のバランスに優れたポンプ。

オススメです!

 

セオサイクル瑞江店 佐藤

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